2012年9月8日土曜日

第43回産業祭に出店します

大変ご無沙汰しております。


8月の作業については、急な中止のお知らせをしたっきりで、

申し訳ありませんでした。


気がつけば9月。


日中はまだまだ暑いですが、朝晩はずいぶんと過ごしやすくなりました。


8月の終わりごろから少しずつ、空も高くなっています。


道路のあちこちに力尽きた蝉が転がっているのを見かけたり、


庭の夏野菜を片付け中に、カナブンの幼虫を発見したり、


秋の訪れを感じる事が増えました。


もう蝉の声で朝目覚める事はありませんね。


夏の終わりはさみしい気持ちになりますが、


それでも、四季のある場所に生まれて良かったなぁと、


季節の変わり目にはいつも思います。




さて、本題です。


「次回ワークショップは・・・!」と言いたいところですが、


次回の日程は、もうしばらくお待ちくださいm(_)m


現在準備&調整中です。



今回は、「消費者展」についてのお知らせです。



毎年11月に富士見公園で羽村の産業祭がおこなわれます。


そこで、毎年消費生活者団体が「消費者展」を開いているのをご存知ですか?


羽村の消費生活者団体は7団体あります。


「消費者展」では、7団体それぞれ、この地域で行っている活動を発表&PRします。


昨日、消費生活者センターにて、産業祭への出店について7団体が集まり話合いをしました。






今年は、7団体とも震災や震災後の取り組みを中心に発表を行います。



「はむら復興サポート」はまだ団体登録しておらず(近日申請予定)、

また、今年発足した団体ということで、


消費生活者センターと合同という形で枠をとってもらえることになりました!


多くの人に足を運んでもらいたいと思います。



7つの団体はそれぞれ自分たちの行っている活動を、


なんとか地域へフィードバックしていこうと考えています。


私も、震災を機に、「地域」というものを考えるようになりました。


津波の被害を受けた跡を実際に見た後は、


何かあった時、


家族はもちろん、隣の一人暮らしのおじいちゃんや3軒先の足の悪いおばあちゃんを


自分一人で助けられるのか?という思いがずっと心にあります。



一人ではきっと無理だから、やはりご近所の助けが必要です。


「近所」という小さな単位をしっかりと守るためには、


日頃からの人間関係が大事ではないでしょうか。


震災時、東北での救助にあたった福生警察署の方が、


「自助・共助・公助」ということを言っていました。


自分で自分を守り、地域で地域を守り、そして、それをプロが守る。



少し前に、多くの命が助かった釜石の事を取り上げ、


なぜ、釜石の子どもたちは助かったのか、


大人たちはどうやって釜石の子ども達に助けられたのか、


検証する番組がありました。


釜石の子どもたちには本当に感心しましたが、


その時、「奇跡の釜石」で知られる群馬大の片山教授が、

一番心に残っています。



「よく、‘情報がなかったから逃げられなかった’という人がいます。



いつから日本人は、自分の命を人任せにするようになったのでしょう。」



もちろん、自分の判断で行動しても、

助からなかった命もあるでしょう。


でも最低でも、自分でしっかり判断することは必要だと思います。


自分の命は自分で守る。


そのうえで、人の命も守れる。



自助・共助・公助。



これを実践するヒントがたくさんつまった、消費者展にしたいと思います。


今年の産業祭は、11月2日(土)、3日(日)に開催予定です。


みなさま、是非足をお運びください!!





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